京都市伏見区の社会福祉法人 紫山(しさん)福祉会 大受保育園(おおうけほいくえん)。

四カ園交流

保育の中で大切にしていること
四ヶ園交流

当園の年長組は、近隣のくりのみ保育園・中山保育園・辰巳保育所の年長児と一年を通して交流を持っています。

子どもたちは、小学校へ行くと今よりもっと大きな集団の中で生活することになります。

小学校での集団に入りやすいように、また子どもの不安を少しでもやわらげられるようにと他の地域の保育園の友だちとも遊んで“顔なじみ”をたくさん作っておこうという主旨のもと、1985年(昭和60年)よりくりのみ保育園・中山保育園、188年(昭和63年)より辰巳保育所が加わり、現在も四ヶ園交流を続けています。

はじめた当初は一緒に散歩に出かける程度でしたが、最近では、春はグランドで集団遊びを楽しんだり、散歩にも出かけたり、夏はプール交流に他園へおじゃましたり、秋のミニ運動会では得意なことを見せ合い園対抗のリレーも大いに盛り上がります。

冬にはドッヂボール大会が行われ、クラスとしての団結力も一段と強まり、優勝目指してみんなで頑張る姿はさすが年長組です。もうひとつの
楽しみは、毎年恒例の試合終了後に食べる豚汁。

園庭にかまどを作り、大きななべで煮込む豚汁は格別においしいと大好評。

昼食は、春から通う小学校別に分かれて食べます。

ミニ運動会
4ヶ園混合チームにわかれての玉入れ

ドッヂボール大会/がんばったあとのお楽しみは大なべで作った豚汁!

2ヶ園プール交流/辰巳保育所のプールへ

こうして回を重ねるごとに、他園の友だちや先生の顔を覚えて、名前を呼んでみたり親しみをもって接するようになり、3月には「同じ小学校やもんなぁ」と学校で再会することを楽しみしている姿もみられます。

この四ヶ園交流を通して、同年齢の子どもたちからよい刺激を受けあい、意欲的に遊びに取り組んだり、クラスがひとつの目標に向かって協力しあうことを経験する中で、頑張る力・励ましあい相手を思いやる気持ちが育っていきます。

我が園のグランドに招くことで、一年を通して在園児も声援を送って応援することもでき、今後も続けていきたい取り組みです。

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