京都市伏見区の社会福祉法人 紫山(しさん)福祉会 大受保育園(おおうけほいくえん)。

給食について

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☆大きくな~れ 子どもたち☆

~丈夫な身体と豊かな心が育つ給食を目指して・・・~

~旬のものを多く取り入れた季節感のある献立を大切に~

当園では、開園当初から完全給食を実施しています。

<主食・主菜・副菜・汁物><おやつ>を基本に0~5才まで子どもたちが食べ物に興味を持ち楽しめるような給食作りや関わりを心がけています。

一年を通じて旬のものを多く取り入れ、食材の専門業者から毎日新鮮なものを直接届けてもらって使用できるようにすると共に献立の中で旬のものを使ったメニューがよく分かるように示したり、食材をそのままの形で展示して子どもたちや保護者の目に触れるようにもしています。

また、そのレシピも「給食だより」に記載し、利用してもらえるように心がけています。

夏の暑い時期にはさっぱり食べられる酢や梅干しを使ったり、冬の寒い時期には温かいものは温かいうちに食べられるよう直前に盛り付け・配膳しています。

最初は少なめに盛り付けて食べきった喜びを感じ、おかわりすることで食べる意欲を育てていける自園給食ならではの心の通った食事への配慮ができるように心がけています。

早朝保育や延長保育などの保育時間に応じて乳児は9:30と夕方5:00に、幼児は夕方5:30に飲み物(牛乳・お茶)とお菓子を用意し、遊びの間に少しほっとする時間を設けています。

普段の給食

バターロール、鶏肉の山ぞく焼き、粉吹き芋、ブロッコリーとうどの和風サラダ、春キャベツのコンソメスープ

おやつ ー じゃこチャーハン・牛乳

チキンカレーライス、ほうれん草の菜の花のおかか和え、大根のすまし汁

おやつ ー マカロニきなこ・牛乳

☆現場との連携を大切にしながらの給食☆

給食室には大きな窓のカウンターがあり、側を通る度に顔をのぞかせる子どもたち。

給食室前においてある見本や珍しい食材を見にやってくる子や各クラスの給食の人数を知らせにくる年長さんや給食当番さんとのやり取りを楽しんだり・・・

カウンターは子どもたちと給食室を結ぶコミニュケーションの場所になります。

新メニューや旬の食材を使った献立のときは、子どもたちの食べている様子を保育者を通じて伝えてもらったり、時間をやりくりしながらできるだけ子どもたちの食べている様子を直接保育室まで見に行くことで次回の献立や調理に生かすようにしています。

月一回の献立会議では、主任保育士と幼児・乳児の代表者・給食室とで子どもたちの様子を報告しあい、クッキングの予定や、翌月の献立を検討して常に子どもたちのを中心とした保育者と給食室との連携を取るようにしています。

☆離乳食☆

離乳食の担当者が保育者と連携を密にとり、月単位の全体の献立とは別に日々成長する子どもたちの発達や体調、その日のリズムに応じて1~2週間ごとに献立をたて、離乳食を作っています。

産休明けからくる子どもたちには、はじめてミルクや母乳以外のものをくちにするので、まずは素材の味を感じられる野菜スープ・おもゆや果汁からの準備期を経て、初期(ゴックン期)は昆布でだしをとり口の中で舌を動かして食べられるすりつぶしの形状のものを、中期(モグモグ期)は昆布だしにかつお節を加え、子どもたちの意思で手を伸ばして食べられるようなスティック状の野菜やモグモグと口を動かせるように繊維の多いセロリなど、歯茎でつぶせる柔らかさのものを、毎日のメニューに取り入れたりしています。

後期(カミカミ期)は薄く味を付け、スプーンに興味をはじめ自分で食べたいという気持ちが芽生えてくるのでスプーンに乗りやすい大きさに切り、保育者が手を添えてながら自分で食べられたという喜びにつながるように関わっています。

肉などの食材はかみ切りやすいように切り込みをいれるなど配慮し、しっかりカミカミできるよう工夫しています。

完了期(カチカチ期)は好き嫌いが出はじめる時期なので、好きなメニューに苦手な食材を織り込んで作ったり味付けや見た目を工夫するなどしています。

また、月齢にこだわらず一人ひとりの子どもの状態に合わせて柔らかさや大きさ・食材を変えて、乳児食へ無理なく移行できるように配慮しています。

毎日子どもの顔を見ながら作ることで信頼感も生まれ、一人ひとりの様子に合わせて離乳食が進められるように心がけています。

保護者の方には毎日、離乳食の見本を展示し、作り方や工夫点など説明することで保育園での食事の様子を知ってもらえたり、「家庭でも簡単にできる離乳食メニュー」を紹介する等子育てに役立ててもらえるようにしています。

<初期>

・10倍かゆ

・きゃべつのすり流し

・ほうれん草のすり流し

・とうふのだし煮

・りんごのすりおろし

<中期>

・えんどう豆入り7倍がゆ

・鮭のくず煮

・きゃべつのくたくた煮

・豆腐のみそ汁(うわずみ)

・人参とアスパラのスティック煮

<後期>

・えんどう豆入り5倍がゆ

・鮭のステー荒ほぐし

・きゃべつのおひたし

・豆腐のみそ汁

・人参とアスパラのスティック煮

<完了期>

・えんどう豆入り軟飯

・鮭のソテー

・きゃべつのおひたし

・豆腐のみそ汁

・人参とアスパラのスティック煮

おやつ

・手作りウィンナーパン

・グレープフルーツ

・牛乳

☆乳児食☆

乳児の中でも1才児クラスの子どもたちは、幼児と同じ形状では食べにくいため、スコシ柔らかめに煮たり、細かく切ったりして食べやすくしています。

特に月例の低い子はスティック野菜やおやきなど離乳食の一品や、柔らかいご飯などを用意したりして個別に対応もしています。

また、乳児クラスは食後のデザートとして果物を出して楽しんで食べれる工夫をしたり、食器は陶器を使い食べ物の色やあたたかさがつたわるようにしています。

2歳児クラスでは、後半になるとお箸を使用しますが、使用時期についてはこだもの状態をみて、担任と相談しなが決めています。

☆食物アレルギー除去☆

食物アレルギーを持っている子どもたちは、保護者の方から要望があった場合、医師の診断書に従って除去食を行っています。

主な除去の対象食品は卵・牛乳・大豆・小麦・米などですが、エビやカニ・そばなども状況に合わせて除去しています。

また、食物アレルギーではないけれど、宗教上の違いで食べられない豚肉やアルコール除去などの対応もしています。

除去食を食べる子どもたちの気持ちを考え、なるべく味や見た目もよく似たもので栄養価も変わらないように代替食を工夫して作っています。

☆給食参観☆

子どもたちが普段食べている給食を知ってもらう為に1981年(昭和56年)より年に一回給食参観を実施しています。

その日の主菜と副菜を味見しながら友だちと給食を食べるよ様子を参観していただいています。

保護者の方々と調理師が直接話できる機会として家庭での食べる様子を聞かせていただいたり保育園での姿を話したり、当日食に対するアンケートも実施し、日々の給食作りに役立てています。

保護者の方からの「保育園の給食はおいしいとよく食べている」や「作り方を教えてください」の声にこたえてレシピを給食だよりに載せたりもしているので「家で作ってみました」との嬉しい声も聞かれます。

<誕生日の旗>

☆伝統食・行事食☆

給食から季節を感じられるように、こいのぼりくっきーや七夕そうめん・クリスマス・節分・ひなまつりのお寿司などの行事食や、月見団子・七草粥など日本の伝統食を積極的に取り入れています。

9月の敬老会では おじいちゃん・おばあちゃんを招いて楽しいひとときとして一緒に給食を食べてもらっています。

大好きなおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に食べられるので子どもたちも大喜びです。

運動会や発表には幼児組に給食室から ”頑張ってね!”の願いを込めプレゼントする合同リズムや劇にちなんだ手作りクッキーや、デコレーションした大きなクリスマスケーキなどを見て「わぁ~!!!」と歓声がおこります。

毎月一回のお誕生日会では季節を感じられるように旬の食材を取り入れたメニューを大皿に盛り付けオードブルにしたり、一人ずつのランチ風にしたりして普段の給食とは雰囲気を変えて楽しんでいます。

おやつは手作りケーキで、誕生児には給食室から手作りの旗を立てておいわいをします。

敬老会

スイカの器を使ったフルーツポンチ

こいのぼりクッキー

<6月の誕生日会メニュー>

かえるちゃんごはん・和風ミートローフ、春雨サラダ、なめこのトロトロ汁、オレンジ

おやつ

・あじさいケーキ、牛乳

<クリスマス会オードブル>

パンの盛り合わせ・手羽先のからあげ、ポテトサラダ、コーンクリームスープ、みかん

☆食育☆

給食を作った後、クラスに子どもたちの食べている様子を見に行き、正しいお箸の持ち方や食器の並べ方など伝えています。

珍しい食材の蕗や冬瓜、ずいき、いろいろな種類のきのこなどは保育室まで紹介しに行っています。

「触らせて~!」「においかがせて~!!」など子どもたちは興味津々で「今日の○○はどうやって作るの?」とか「おかわりいっぱいしたでー!」など子どもたちとコミニュケーションをとりながら楽しく食に関する知識を増やせるように心がけています。

☆栽培活動☆

幼児組では子どもたちがプランターや園庭の畑で野菜や果物をそだててたべています。

トマトや茄子、胡瓜や南瓜、スイカなど、苗からだんだん大きくなっていく様子を間近で見ながらせっせと水遣りをして収穫の時期を楽しみに待ちます。

大きく育った野菜は「今日の給食に入れてください!」と持ってくるので食材として使ったり、保育室でとれたての胡瓜を塩で板ずりして食べたり、ホットプーレトを持っていって、茄子のバター焼きをした時などは部屋中にとってもいいにおいが漂って、茄子が嫌いな子も思わずパクリッ! 「自分たちで作ったお野菜はおいしいなぁ」とニコニコ顔でたべています。

たくさんとれたよ。

☆クッキング☆

食材を見るだけでなく トウモロコシの皮むきやえんどう豆のさやとりなど自分の手で実際に触れたりにおいをかいだり、また、自分たちで作って食べたりと食材に関わることで、食に対する興味を持ってもらうためのクッキングほいくをしています。

乳児クラスでは、保育者が子どもの目の前で果物の皮をむいたりホットケーキを焼いたり、おにぎりをつくったりして家庭的な雰囲気の中で食べることも大切にしています。

幼児クラスでは、そのほかにも自分たちで掘ってきたお芋を使ってスイートポテトや芋団子作り、クッキーやチーズケーキ作り、ラップでのおにぎり作りなどをして食べることを楽しんでいます。

4,5歳児は、味噌や梅ジュース、梅干しなど、食べられるようになるまでの変化する様子を観察し、出来上がりを楽しみにし待つクッキングにも挑戦しています。

<とうもろこしの皮むき>

<枝豆とり>

<クッキー作り>

<梅干し作り>

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